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視能訓練士になるには専門学校に通う必要がある|プロへの道のり

意外に身近な存在

リハビリや訓練指導も行う

眼

視能訓練士、あまり聞きなれない言葉かもしれません。
しかし私たちには身近な存在である人でもあるのです。
視力検査や眼科検診を行ったことのある人は多いことでしょう。
その際に、いろいろな一般検査を担当してくれる人が視能訓練士です。
眼科に行くとわかるのですが、患者と接する時間が多いのは、眼科医よりも視能訓練士であるということも少なくありません。
目の健康管理のエキスパートといっても過言ではないのです。
また、視能訓練士は視力検査に関わる業務だけを行うわけではありません。
もっと重要な役割として、斜視や弱視の人の訓練指導や、視力が低下してきた人へのリハビリなども行っているのです。
視力検査はもとより、こうした訓練やリハビリというのは患者とのコミュニケーションが大切です。
安心して治療に専念してもらえるよう、視能訓練士にはコミュニケーション能力が求められているのです。
コミュニケーションとは、ただ会話をするだけではありません。
相手がどのように感じているかを聞き出す「聞く力」、これから行うリハビリや訓練指導を正しく、分かり易く伝える「話す力」の双方が必要です。
一方、眼科検診や視力の矯正では、さまざまな機器を使用します。
こうした機器のデータを正確に読み取ることも大変重要です。
数値を正しく読み取ることによって患者の治療方針が決まってくるからです。
視能訓練士の資格は国家資格で、専門職となります。
結婚や出産によって一度職場を離れても、再び再就職が可能であることから、特に女性に人気のある資格なのです。

女性の割合が多い職種

勉学

視能訓練士は、眼科等で医師の指示のもとで視能検査を行う専門技術者です。
視能検査以外にも、斜視や弱視の訓練治療にも携わります。
眼科で検査を行う姿をよく目にする職種です。
現在、視能訓練士の資格を持つ方は約7,500名です。
そのうち常勤として勤務しているのは3,700名程です。
男女比は1:9となっています。
女性が非常に多い職種であると言えます。
視能訓練士は、眼科で検査を行う人というイメージがありました。
そのため、今までは女性が多い環境にありました。
しかし、最近では予防治療に力を発揮したりと活躍の場が広がってきました。
また、専門的な機器を使う事も多くあります。
男性でも働き甲斐のある職種になっています。
近年、スマホなどの普及で子供の視力低下が問題となっています。
そのため、幼い頃からの視力低下に対する予防が必要となっています。
この事からも、視能訓練士の資格を活かす場が今後ますます広がってくる事が予想されます。
視能訓練士は、全国に25校ある視能訓練士養成校で学び国家試験に合格する事で、資格を取得する事ができます。
高校卒業後、3年間養成校で学び、国家試験に臨みます。
大学や短大を卒業していれば、養成校に1年間通う事で受験資格を得られます。
国家試験の合格率は9割を超えるため、養成校でしっかりと専門知識を学べば資格取得の可能性が高まります。
自分の学んだ専門知識を活かし、幅広い分野で患者さんの目の健康を守る視能訓練士は、男女関係なく活躍できる職種です。

大きな需要があります

カウンセリング

視能訓練士は眼の医療専門職として、視力検査・屈折検査・視野検査・眼圧検査などを眼科検査を実施しています。
近視・遠視・乱視などの異常屈折の検査のほか、白内障や緑内障などの眼病の検査を行っています。
また、視能訓練士は、視力低下者に対するリハビリ指導を行っています。
視能訓練士の就業場所は、眼科などの医療機関のほか、コンタクトレンズ販売店やレーシック専門医院などの施設があります。
また、眼の病気の予防の必要から、幼児や児童生徒の集団検診業務の分野にも職域を広げています。
視能訓練士になるには、視能訓練士試験と呼ばれる国家資格試験に合格する必要があります。
視能訓練士の国家資格試験には、一定の受験資格があります。
受験資格を得るには、次の二通りのコースがあります。
高等学校卒業後に、指定された視能訓練士訓練施設で3年以上学習する必要があります。
訓練施設は、大学で4年、専門学校で3年とされています。
また、医療系の大学や専門学校を卒業した後に、指定された視能訓練士訓練施設で1年以上学習する必要があります。
視能訓練士になるには、長期間にわたる訓練施設での学習が必要となりますので、眼の医療機関ではその需要は高い水準を維持しています。
資格については生涯有効な国家資格であるため、近年、資格者は増加傾向にあります。
高齢化社会の急速な到来により、眼に問題を抱く人は増えていますので、視能訓練士の資格を持つ人の需要は急速に増加すると考えられています。